ユークロマプラスは、成分にハイドロキノンとトレチノインを配合し、炎症を抑えるためステロイドが入った失敗の少ない美白剤です。
しかし、使い方や塗り方を間違えると、顔に赤みや炎症が起こることもあります。
最近では、安く手に入れるため個人輸入で購入することが多いので、特に使い方を知らないで使うと、逆に肌が色素沈着で黒ずみ大変になることも。
そのため、この記事ではユークロマプラスの以下内容をまとめ、初めてでも失敗なく美白に近づけます。
- 使い方
- 顔全体に塗れるか
- 効果や期間
- 効果がでないとき
- 副作用
ユークロマプラスは、初心者向けの短期間で美白を目指すクリームです。
まずはユークロマプラスで効果を感じ、さらにシミのない美白を目指すなら、ユークロマクリームのハイドロキノンやエーレットジェルのトレチノインで、さらなる白い肌を作ってください^^
ユークロマプラス毎日の使い方と使用期間
ユークロマプラスの使い方は、1日1回夜の洗顔後、化粧水などで保湿をした後に気になる部分に塗り、最後はしっかり保湿するだけです。
簡単なので、ハイドロキノンとトレチノインの重ね付けが面倒な人にも向いています。
- 夜洗顔する
- 化粧水で保湿
- ユークロマプラスを塗る
- 油分系保湿剤でしっかり保湿
使用期間は、ステロイドが入っているので、1カ月を目安に続けて塗った後は、1カ月休むを繰り返してください。
ユークロマプラスが簡単で毎日使えるのは、ハイドロキノンとトレチノイン、ステロイドが入っており、炎症を抑え1本でお手入れができるから。
ただし塗るだけとはいえ、使い方に5つの注意点があります。
- 朝使わない
- 朝洗顔後、紫外線対策をしっかり行う
- 冷蔵庫で保管
- 夏は特に紫外線対策に注意
- 保湿はしっかり行う
ユークロマプラスの成分に、ハイドロキノンやトレチノインが入っているので、紫外線対策を万全にしなければ、美白のつもりが日焼けになってしまいます。
理由は、トレチノインやハイドロキノンの使用中日に当たると、夏の海にサンオイルを塗り寝ているのと同じくらい、日焼けするから。
同じく成分のステロイドも、日に当たると色素沈着を起こすため、ユークロマプラスは、かなり紫外線対策が必要な医薬品です。
ユークロマプラス使用中は、肌の角質を取り、シミができないようにメラニンを作らせないため、肌が無防備状態。
しかも炎症を抑えるため、日に当たると塗った部分がシミになるステロイド入り。
そのため、日に当たると即効で日焼けし、色素沈着を起こしてしまいます。
結果、朝は使わずに夜だけ使用して、朝は洗顔でユークロマプラスを洗い落とし、念の為しっかり紫外線対策をしなければなりません。
ユークロマプラスをさらに効果的に使いたい場合は、12月~2月くらいまでの紫外線が少ない間だと、より成功しやすいですよ^^
また、肌に赤みなどがでているときは、飲む紫外線サプリなども効果的です。
逆に紫外線が多い初夏から夏は、UVケアが甘いと逆にシミになり、失敗する可能性が高くなるため、使用には注意が必要かも。
ちなみに、ユークロマプラスは肌の角質をとりバリアのない状態を作るため、保湿はしっかり行ってくださいね^^
できれば肌に負担のない、無添加の保湿剤がおすすめです。
私は肌を再生するヒトプラセンタジェルと、シアバターで保湿しています。
ユークロマプラスの保存方法と使用期限
ユークロマプラスは、酸素に触れると酸化しやすいため、保存方法は「冷蔵庫で保管」がおすすめです。
さらに酸化を防ぐため、中蓋を全部取らず、小さな針などで穴を開けて使えば、より酸化防止になります。
ユークロマプラスの使用期限は、約1カ月での使い切りが推奨されていますが、小さな穴を開け冷蔵庫で保管すれば、2カ月くらいはもつといわれています。
酸化したユークロマプラスは、効果がないばかりか、肌に炎症を起こす原因になりますので、しっかり保存し使用期限を守ってください。
通常、購入時は1年ほど使用期限のある商品が届きますが、サイトによっては、期間が3カ月ほどで切れてしまうものを送ってくる悪質なショップもあるため、回転が早い多くの人が利用するサイトでの購入をおすすめします。
ユークロマプラスは顔全体に塗ってもいい?
ユークロマプラスの使い方の推奨は、「シミやそばかすなど気になる部分のみに使う」です。
しかし、ユークロマプラスは顔全体に塗っている人もいます。
顔全体に塗る場合は、自己責任での使用になりますが、使用時の注意点は、以下の6つです。
- 最初から多量を塗らない
- 塗る前に化粧水などで保護
- 塗って炎症が置きた場合はやめる
- 調子の悪い時はやめる
- しっかり保湿する
- 紫外線対策は万全に
ユークロマプラスを顔全体に塗る量は、米粒1つくらいから始める方が無難です。
よくニベアなどを塗る要領で、多めにべったり塗る人がいますが、肌に炎症を起こし、赤みや皮むけに原因になるため、量はごく少しから様子をみて増やしてください。
そして、ユークロマプラスは肌の角質をとり、バリアのない状態にするため、肌が元々乾燥で傷んでいる場合は、赤みや皮むけが起こりやすく、トラブルに発展する可能性が増えます。
そのため、保湿して保護する、体調の悪い日は控える、肌の状態をみて考えるなど、肌に無理をさせない工夫が大切です。
ユークロマプラスを顔全体に塗るということは、それだけ広範囲に紫外線対策と保湿が必要です。
手を抜かずにしっかり、紫外線対策&保湿を行ってください。
ユークロマプラスはデリケートゾーンや乳首にも使える?
ユークロマプラスは、ハイドロキノンとトレチノインの他に、炎症を抑える強めのステロイドが入っています。
そのため、通常の美白剤よりも炎症が起こりにくく、刺激がすくないクリームなので、デリケートゾーンや乳首に使う人が多いのです。
しかし、デリケートゾーンや乳首は、下手すると顔の肌より皮膚が弱い場合もあり、量や状態を見ながら使う必要があります。
トレチノインやハイドロキノンのみを使用するよりは、トラブルを起こしにくいので、2日に1回にするなど様子をみて、回数や量を増やしてください。
ユークロマプラスは、デリケートゾーンや乳首にも使えますが、注意しながら使用すること。
1~2カ月で色が薄ピンクになって来る人が多いですが、皮膚が弱く衣服にスレるので、使用の難しい箇所なのは間違いありません。
では、実際に多い副作用などを紹介します。
ユークロマプラスの副作用は炎症が多い?
ユークロマプラスの副作用は、以下の6つの症状があります。
- 赤み
- 皮むけ
- 炎症
- かゆみ
- 色素沈着
- ヒリヒリ感
また、ハイドロキノンにアレルギーがある場合は、炎症がひきません。
必ずハイドロキノンにアレルギーがないか使用の前に、ユークロマプラスを腕などに塗り、1日様子をみてから使うようにしてください。
200人に1人の割合で、ハイドロキノンアレルギーの人がおり、かなりの確率なのでチェックは絶対に必要です。
副作用といわれるこれらの症状は、効果がでている証拠ともいわれ、使用から3日ほど赤みや皮むけなどが起こるのは、問題ありません。
しかし、1週間経っても赤みがひかない、炎症が酷い、ジュクジュクしてきた場合は、肌のバリアがなくなったせいで、雑菌などが入り込んでいる可能性があり悪化するため、すぐに皮膚科に行ってください。
ユークロマプラスは、赤みや炎症を抑えるために、ステロイドが入っており、副作用は起こりにくいといわれていますが、それでも肌トラブルが起こります。
原因は以下のようなことが考えられるため、一度使用を中止して皮膚科を受診してください。
- 濃度が高い
- 量が多い
- 肌の状態が悪かった
- 生理前
- 紫外線対策が甘い
- 保湿が足りない
- 塗る回数が多い
- ハイドロキノンアレルギー
赤みや炎症が治らない場合、対応が早ければ、ステロイドを夜塗りケアすると、1週間ほどで治ります。
ちなみに日本での処方レベルは、ハイドロキノン2%、トレチノイン0.025%とユークロマプラスと同じ濃度で、問題はありませんが、肌に強すぎる人もいるので注意してください。
では、ユークロマプラスの使い方などがわかった時点で、ちゃんと効果があるのか?をみていきます!
ユークロマプラスの効果はシミとニキビ?
ユークロマプラスは、ハイドロキノンとトレチノイン配合なので、以下の症状に効果的です。
- 美白
- シミ
- ニキビ
- そばかす
- 肝斑
- 色素沈着
- 毛穴のつまり
- VIOや乳首の黒ずみ
ハイドロキノンでシミを薄くし、トレチノインが角栓の詰まりと古い角質をきれいにするため、シミと毛穴に効果があるといわれています。
特にユークロマプラスは、ステロイドが入っているため、トレチノインで起こりやすい赤みや皮むけを和らげ、刺激も少ないため、無理せずに美白ケアができると人気です。
そのため、肌の弱い人や失敗が嫌な人、ケアが苦手な人、肌の弱いVIOや乳首の黒ずみに悩んでいる人向きのクリームかも。
とはいえ、緩い赤みや皮むけは起こるので、使用には注意してください^^
ユークロマプラスで効果がでる期間は
ユークロマプラスは、使用後約1カ月~2カ月で効果が実感できるといわれています。
ステロイドが配合されている関係で、使用後1週間ほどで先に肌のツルツル感を感じる人が多い特徴も^^
ただし、ステロイドが入っているので、使用期間は1カ月にし、再開はその1カ月後にしてください。
ある程度、シミが消えたら次は副作用の少ないグライコクリームや、ヒトプラセンタジェルなどに変える方が無難です。
ステロイドは長期間使用すると、肌が薄くなり細い血管が浮き出るため、できればユークロマプラスの使用は、半年を上限にしている方が安心かも。
効果はあるユークロマプラスですが、実際使用した人はどんなことに注意し、どんな効果があったのでしょうか?
ユークロマプラスの口コミをまとめてみた
ユークロマプラスを使用した口コミをまとめてみました。
これからユークロマプラスを使う参考にしてください!
まずは使い方の口コミから
やはりユークロマプラスは、ステロイドが入っているので、期間を考えて使用する人が多いようです。
ただ、ケアが楽で1カ月ほどの使用や1週間ごとでも効果はあるようですね!
次に効果があったかどうかの口コミまとめです。
ユークロマプラスは、1カ月ほどしないと効果がわかりにく人が多いように感じます。
しかし1カ月もすると、わかるくらいにくすみがなくなり、ワントーン明るくなる人が多いです。
ただ、深いシミは消えにくいため、なかなか消えないシミは、ハイドロキノンやトレチノインのポイント使いで消した方が早いかも。
次は効果がなかった人の口コミです。
毎日見ているとそんなに変わらないけど、久しぶりに見る人にとってはわかるみたい。あとは、全体的に少しずつ白くなっているので、シミやそばかすがくっきりしてきた。ひどくなったんじゃないかと思うくらい。これからもっと綺麗になると思って続けます。
ユークロマプラスで効果がない人は、もしかすると濃度が低い場合や、期間が短い、白くなっているが自分で気づいていない場合があります。
また、肌に合わずかぶれる場合もあるので、合わない場合は使用を中止してください。
人によっては白くなりすぎることもあるようなので、赤みなどが起こりにくい分、使用には注意する必要もあります。
このようにユークロマプラスは、ステロイドが入っているため、炎症などが起こりにくい分、期間は守って使用すれば、失敗なくシミのない美白が可能なクリームです。
しかし、ハイドロキノン2%・トレチノイン0.025%と濃度が低めなので、効果が感じられない人もいます。
その場合は、好みの濃度が選べるハイドロキノンのユークロマクリームや、トレチノインのエーレットジェルの2本使いで、徹底的な上級者向けの美白も可能です。
また、炎症や失敗が怖い場合は、ユークロマプラスと同じように、ステロイドが入り濃度が高い、メラケアフォルテクリームがおすすめ。
他にも保湿剤を肌に効果が高く害のない、ヒトプラセンタジェルにしたり、緩いトレチノインの代用になるグライコクリームを使うなど、肌質にあった美白対策ができますよ^^