ヒトプラセンタジェルの効果は、プラセンタの作用でシワやしみ、ニキビ、若返りなど口コミをみてもかなり高評価。
しかし、効果がある反面、使用している成分が人の胎盤だから気持ち悪くて、使いたいけれど手が出せない人も。
そのため、ヒトプラセンタジェルの成分や安全性、副作用や製造国などを調べてみました。
また最安値が1本約1,700円で安いから余計に不安感がある人も多いため、安さの理由もわかり、安心してヒトプラセンタジェルが試せる内容になっています。
ヒトプラセンタジェルは気持ち悪い?成分や安全性は
ヒトプラセンタジェルが気持ち悪いといわれる理由は、誰かわからない人の胎盤から作られているから。
通常、胎盤は出産時に医療廃棄物として処分されます。
しかし厚生省が、胎盤を医療廃棄物として出せば廃棄物になり、回収して有効利用する場合は廃棄物には該当しないとしているため、病院側もコストがかかる廃棄より、収入に変わる再利用の方が良いという考えのようです。
そのため、出産時に取り出した胎盤は冷凍保存され、提携業者が回収しているとのこと。
胎盤は妊婦に使用承諾を取る場合と取らない場合がありますが、取っていないケースの方が多いとされています。
すべての病院がこのようなことを行っているワケではありませんが、廃棄物よりも収入という考え、人の臓器同様人体の一部になるので、取扱いには人道上の配慮が必要ですが、現状は不明です。
ただ日本では2003年の法改正で、ヒト組織由来の製品を使用した場合は、記録保管が義務つけられ、医薬品以外では使用できなくなっています。
ちなみに500gのヒト胎盤から26ml(26g)の胎盤エキスが抽出されるそう。
妊娠末期の胎盤の重さが500gなので、1人の胎盤から26mlの胎盤エキスが作られる計算になります。
中国や香港、台湾の胎盤は、半分が偽物であることが多いため、製造国などもきちんとチェックする必要があります。
本来胎盤の栄養は高く、人間以外の動物は体力UPや滋養強壮薬として、出産後胎盤を食べるほど。
そのため、人由来の胎盤は誰のものかわからないため、気持ち悪いと考える人も多いですが、副作用がほぼなく効果が高いのは事実です。
とはいえ、使用にあたり安全性が気になりますよね。
ヒトプラセンタジェルの安全性や副作用は?
ヒトプラセンタジェルの安全性は、注射で体内に取り込むのではなく、皮膚に塗るだけなので、しっかり管理し製造されたものであれば、安全性は高いといわれています。
副作用もジェルなどの外用薬の場合は、ほぼありません。
しかし注射の場合は悪寒、悪心、発熱などが0.1-5%未満で起こり、今まで報告がないものの変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)や後天性免疫不全症候群などの、感染症を引き起こす可能性はゼロではないため、注意が必要です。
サプリの場合もほぼ副作用はありませんが、薬剤性肝炎、薬剤性肺炎、接触皮膚炎や全身性斑状強皮症を起こすなどの健康被害が1例報告され、アトピーが悪化することもあります。
そのため、ヒトプラセンタは注射やサプリは安全性に注意する必要がありますが、外用薬のジェルは、現段階では特に副作用もなく、安全性は高いです。
しかし、安全性が高いジェルでもどこで作られたのか、医薬品なのか化粧品扱いなのかで、効果や安全性が変わります。
次で、ヒトプラセンタジェルを製造している国や会社などを、チェックしていきます。
ヒトプラセンタジェルの成分や製造国はどこ
ヒトプラセンタジェルの製造国はインドで、製造会社はAlbert David Limited社。
インドでは大きな会社で、米国を始め欧州、南米、アフリカ、東欧、東南アジア海外へ輸出しています。
WHO GMP承認済みでISO 9001:2008、ISO 13485:2003、およびDNVノルウェーによるCE認証の品質認定を取得および取得。
その中でもヒトプラセンタジェルは主力商品のようです。
会社の品質管理はインドでは安全性が高く良い評価で、ヒトプラセンタジェルの成分は以下の配合になっています。
- ヒトプラセンタ 0.1g/g
- 総窒素含有量0.25%w/w以下
- 着色料:Brilliant Blue FCF
使用期限は製造から2年です。
透明の青いジェルで、サムライのような香水の香りがしますが、これは血液とタンパク質の匂いともいわれています。
この匂いが苦手な人も多いヒトプラセンタジェル、塗ると薄くなり次第に気にならなくなりますが、ダメな人はダメです。
医薬品のヒトプラセンタは、日本では液体の注射のみ取扱っているので、ジェルは海外から個人輸入することになります。
確かにヒトプラセンタジェルは、誰かわからない胎盤から作られているので、気持ち悪いと感じる人も多いかと思いますし、海外製なら海外の方の胎盤です。
しかし、輸血などは徹底した管理のもと誰かわからない献血された血液を使いますし、臓器や移植のドナーも同様にわかりません。
ただこれにより助かる命があります。
ヒトプラセンタジェルは確かに気持ち悪いかも知れませんが、同じ様に肌トラブルや疾患を治すための医薬品と考えれば、どうでしょうか?
成分が人から取れたプラセンタだけに、副作用もほぼなく効果があることが実証されているので、効果が欲しい人には、界面活性剤配合など肌に悪い化粧品などを使うよりは、いいかもしれません。
気持ち悪いなら使わなければいいし、医薬品と考え効果があるなら使いたいのどちらかではないかと考えます。